はじめまして。あきばやコンサルティング代表の秋葉慎太朗と申します。
このたび、ホームページを開設し、少しずつではありますがブログを通じて、私の想いや取り組み、そして空港・物流業界の未来について発信していくことにいたしました。第一回目の今回は、ご挨拶を兼ねて、なぜ私がこの仕事をしているのか、そしてどんな未来を目指しているのかをお伝えしたいと思います。
私は千葉県の多古町という田舎町で生まれ育ち、2012年に成田国際空港株式会社に入社しました。子どもの頃からの憧れだった空港で働けると知ったときは、両親と一緒に泣いて喜んだことを今でもはっきりと覚えています。夢の舞台に立てる、その高揚感とワクワクは、人生最高の瞬間でした。
ところが、実際に働き始めると、次第に違和感を覚えるようになりました。空港という大きな仕組みの中では、自分の意見が反映される余地は少なく、ただ上から決められた計画を正確に遂行することが求められました。自分が空港を作っているという実感も、やりがいも、いつの間にか感じられなくなっていました。
厳しい上司のもとで働く中で、自信を失い、日々の仕事に対して後ろ向きな気持ちを抱えていた時期もありました。誰かと喜びを共有する機会も少なく、「仕事は我慢して続けるもの」という考えが当たり前になっていたように思います。
けれども、私は心のどこかでずっと思っていました。もっと笑顔で働ける職場をつくれないか。もっとワクワクしながら仕事に取り組める空港にできないか。そんな気持ちが少しずつ強くなっていきました。
空港は、人と物が交錯する大切な場所です。日本という島国において、空港はまさに「出入口」としての重要な役割を担っています。旅立つ人、帰ってくる人、大切な荷物を運ぶ人。そんなすべての人の背後には、空港で働くスタッフの存在があります。グランドハンドリングのスタッフが飛行機に向かって全力で手を振る姿、あの瞬間には、空港で働く人の誇りと笑顔が詰まっています。
私はそんな姿を見るたびに思います。「この空港で働くことが、もっと誇らしく、もっと愉しいと感じられるようにしたい」と。
その想いを胸に、私は中小企業診断士の資格を取得し、2023年に独立。あきばやコンサルティングを立ち上げました。空港・運輸・物流業界を中心に、経営支援や人材育成、DXの推進、組織風土改革などに取り組んでいます。
私が目指しているのは、
「空港」と共に働く人たちが、毎日を愉しく働き、支え合いの中で笑顔と誇りを当たり前に持てる社会
です。
特別なことをするわけではありません。大切なのは、「当たり前の水準」を少しずつ上げていくこと。そして、「働くって面白い」「この仕事が好き」と、自然と思える環境を増やしていくことです。
あきばやコンサルティングでは、「GLOWUPメソッド」という独自のアプローチを通じて、成果と人材育成を両立する支援を行っています。売上・利益だけでなく、“働く人の気持ち”に向き合うことで、現場のやる気と組織の一体感を高め、持続的に成果を上げる企業づくりをサポートしています。
このブログでは、現場での気づきやコンサルティングの中で得た学び、研修の裏話、そして「空港という広場」で出会った人たちの輝きを、少しずつ綴っていければと思っています。
もし、これからの投稿を読んで、「あ、ちょっと話を聞いてみたいな」と思っていただけたら、ぜひ気軽にご連絡ください。誠実に、そして本気で、皆さんに情報をお届けしたいと思っています。
これからどうぞ、よろしくお願いいたします!